さすがの私も心が折れました…
まだまだ避難所生活です。
とは言え、私はお部屋と食事付きの生活に不便さはありません。
南阿蘇は体育館などの避難所が閉鎖され、
二次避難所に移動していますので、
避難所に人がいないからもう大丈夫と思われているらしいですが、
二次避難所には未だ600人程の方が暮らしています。
阿蘇大橋を渡った立野地区の方は、
南阿蘇に渡ることができず、
隣町の本田技研避難所にて、
まだまだ大変な苦労をされています。
たった200人しかいない小学校の児童も約50人が転校しました。
そして南阿蘇村は、先日の大雨で、又道を失くし、
地震で無事だった方が土砂災害に巻き込まれ、
家を失くされています。
避難所でも、みんな元気なく、
「もう諦めた」
「どうせまた台風でやられる」
と言った会話ばかりです。
もう降らないで欲しいです。
7月から東海大農学部(阿蘇キャンパス)の授業が
熊本キャンパスでの授業再開をされることとなり、
我が家の学生マンションの学生さんも
全員退去となりました。
生活の面では正直かなりの死活問題です…
しかし、本当に皆さんいい方ばかりで、
救われています。
1年生はたった2週間しか住んでないのに、ここに住みたいです。
絶対ここに帰ってきます!と言ってくれました。
保護者さんからもたくさんのお見舞いや、物資、励ましの言葉をもらいました。
私以上に泣いてくださったかたも何人もいて、
本当に感謝以上に心が痛いです。
このところ毎日引っ越しで、
見送りが辛すぎて…
涙がとまらない日々です。
愚痴っぽくなりますが、
まだまだ本音を言える環境ではなく、
自分でブログやフェイスブックに書いて処理しています。
相当落ち込んでいるところに
熊本市内の祖母宅に避難中の中学生の娘と3週間ぶりに会いました。
するとプレゼントが!
誕生日も母の日も避難所で過ごして、何もできなかったからと。
お財布でした。
正直中学生が買うには高価なブランド品で、
少ないお小遣いを貯めて買いに行ってくれたのは、涙が出ました。
離れて過ごして2カ月。
頑張っている娘に負けないようにしなくてはと改めて思いました。
そして仮設住宅の入居決定通知が届き、来月には新たなスタートを切れそうです!